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日文99(一)(59)





 ぎゅうっ……



「うぁ……」



 弾力のある太ももが総太郎の顔面を圧迫し、首元を绞めてくる。



 ぎりりっ……



「あがああぁっ……」



 少しだけ汗ばんだ优那の太ももは、すべすべとした极上の触り心地にしっとりとした感覚が加わり、色っぽさがより増している。匂いのほうも、清洁な石鹸の匂いとほのかに甘いような优那の体臭とが混じり合い、なんともいえずかぐわしい。

 ドキドキさせられてしまいつつも、総太郎の闘志は消えていなかった。



(抜け出さないと……このままじゃ落とされちまうっ……抜け出して、今度こそフィニッシュを决めるんだ……)



 刹涡冲で崩れた敌に、拳を戻しながらの后ろ回し蹴り、という连係は完璧なはずだった。完璧に胜利への道筋が见えていたのだ。もう一度、あの状况に戻りたいという欲求が総太郎の中には强くある。 nwxs6.cc

 だが、优那の両脚は容赦なく総太郎の顔と首元を绞めつけ、华丽なハイキックによって戦闘能力をごっそりと刈り取られた総太郎には、もはやこれに抵抗する力は残っていない。

 加えて……



「あ、あああぁっ……ぐっ、ううっ……」



 优那の脚の感触を顔全体で味わわされていることにより、だんだんと性的な兴奋が高まってゆく。头顶部に感じる、レオタード越しの女性器の感触も性感に拍车をかける。



「ふふっ、じわじわとトドメをさされようとしている気分はどう? 无力感でいっぱいでしょう……?」

「くっ、そ、そんな……く、くそおぉ……!」



 そのとき、优那は総太郎の体のある部分に変化が起こっていることに気づき、愉快そうな笑みを浮かべる。


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「あら? ふっ……あははっ! こんな状况なのに、股间がどんどん大きくなっちゃってるじゃない。私の太ももに包まれて兴奋してしまっているのね。この脚はあなたを蹴り倒し、さらに绞め落としてあなたを败北へと导こうとしているっていうのに……その脚に兴奋してしまうだなんて。この上なくみっともないわね」

「うっ、くっ……ぐうぅ……!」



 総太郎の目尻に涙が渗んでくる。优那の言うとおり、自分を打ちのめしてきた脚に兴奋している自分の意识が情けなくてたまらない。

 だが、これほどの极上の脚に包まれて、性欲を感じずに済むはずもないのだった。白く美しい肌のつややかさと引き缔まった太ももの弾力とが、総太郎の脳裏に苦痛とともに陶酔感を味わわせてくる。
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